愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

三千円の海鮮丼

長男君と次男君と僕とで、釣りに行ってきた。

昼夜逆転の長男君、釣り行くときだけは午前中に起きてくる。

外出嫌いの次男君は、あまり気が進まない様子だけど一緒に行った。

 

釣果はたったの一匹、それもかなり小さいやつ。
ボウズよりはよいということにしよう。

 

昼飯はどうしようかということになって、次男君と僕は家で作ってきたおにぎりを車中で。

長男君は美味しいものが食べたいということで、ひとり港近くの食堂へ。

細かいお金がなかったので、一万円札を渡した。

 

長男君が満足そうに戻ってきて、お釣りを返してくれた。

その金額は七千円。

 

長男君「三千円の海鮮丼を食べたよ。おいしかった。」

僕「…よかったね…。これで元気が出るね(汗)。」

 

海鮮丼はその店で一番高いメニューで、なんと金箔がのっていたらしい。

因みに日替り定食700円、カレー500円。

 

不登校前は遠慮がちな性格だったような気がするが、大胆な行動ができるようになってよかった…、と思うことにしよう。

 

だぶん、僕自身が昼食に三千円の海鮮丼を食べることは一生ないだろうな。

なにせ小心者の性格なんで。