愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

次男君は何を思っていたのだろう

家族構成

長男君(中3 不登校歴3カ月)

次男君(小6 不登校 9カ月)

父親(僕)と母親

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次男君が不登校になるまで続けていた習い事がある。

休会して実質的には辞めていたが、今月で正式に退会した。

そうしたら、ありがたいことに、次男と仲の良かった男子数人とその親御さんが送別会を開いてくれた。

 

ボーリング&焼肉。

次男君もみんなも本当に楽しそうだった。

以前と変わらないふざけ合う様子。

親御さんからも、全然元気だし大丈夫そうだねと言われた。

皆さんに本当に感謝です。

 

LINEで送別会の誘いがあったのは数週間前。

次男君は参加できるかな?断るかな?と思った。

その友達たちとは半年以上も会っていない。

 

僕「送別会の案内もらったけど、どうする?」

次男君「ん~、行く!」

 

これはちょっと意外だった。

次男君は友達と遊ぶのが好きなんだな~と改めて思った。

エネルギーも十分に溜まっている。

 

実は僕はちょっと心が重かった。

親同士も仲が良かったので、挨拶なしで別れるのは申し訳ないと思っていた。

お礼を言えるよい機会になる。

だが当然みんな不登校について心配してくれる。

それを考えると辛くなる。

 

当日も不登校の話になるとやはりみんなの表情がこわばる。

自分の子供がもし不登校になったら、と想像するのだろう。

心配してくれる顔を見ると僕はやはりちょっとしんどくなった。

 

でも僕なりに楽しく過ごしたし、何より次男君の元気な姿が見れてよかった。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、夏休みにまた遊ぼうと言ってお開きとなった。

しかし、みんな学校が違うので、もう会うことはないかもしれない。

そう思うと寂しさが込み上げてきた。

 

家に帰って次男君はすぐにYouTube

次男君は何を思っていたのだろう。

寂しくはないのかな?

 

僕は寂しさもあったが、肩の荷が下りて少しホットした。

その晩は睡眠薬なしで眠れた。