愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

子を信頼するには親の期待を手放すこと

家族構成

長男君(中3 不登校歴4カ月)

次男君(小6 不登校 10カ月)

父親(僕)と母親

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子供を心配するより信頼しよう、と何度も書いてきた。

不登校の親にこそこれが必要で、これを貫けば不登校なんて問題ではなくなると思っている。

しかし度々、心配が襲ってくる。

信頼しよう、信頼しようと心の中で念じても心配が膨らんできてどうしようもなく不安になる。

 

なぜかと考えたら、子供の調子が上向きなときは信頼できて、下向きになると心配になるからだ。

これでは意味がない。

不登校の子は特に波があるので、浮き沈みに一喜一憂してもしょうがない。

 

ところで子供の上向き下向き・浮き沈み、て何だろうと考えた。

親の目線で見た子供の様子だ。

親が我が子にこうなって欲しいと思う方向に向いていると上向きで逆が下向き。

つまり浮き沈みというのは親の期待通りか否かということ。

 

規則正しい生活をして欲しい。これは親の期待。

だから昼夜逆転が治ったら上向きで昼夜逆転に戻ると下向き。 

 

部屋からでてきて居間で過ごしてほしい。

学校へは行かずともせめてフリースクールへ行って欲しい。

食事はちゃんととって欲しい。

ネット以外の何か打ち込めるものをもって欲しい。

 

これらは全部親の期待。

親の期待通りになると信じることが信頼するということではない。

どのような形であれ我が子の全てを受け入れることが信頼するということ。

そのためには、まずはこの期待を手放さなければならない。

 

これは簡単ではないが親自身の問題である。

「親の期待」というと聞こえがいいが、悪い言い方をすれば「親のエゴ」。

わかっていてもなかなか完全には手放せない。

手放す方法を誰か教えて欲しい!