愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

長男君のチャレンジ

家族構成

長男君(中3 不登校歴9カ月)

次男君(小6 不登校歴 15カ月)

母親と父親(僕)

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長男君の話。

今日は週一回の家庭教師の日。

予定の15分前に部屋からでてきて、「休んでいい?」と聞いてきた。

顔は苦しい表情をしていた。

もちろん「いいよ」と返した。

 

この一カ月で家庭教師2回と模試1回で合計3回のキャンセル。

まだまだ心の充電が足りてないということだろう。

これはしょうがない。

 

話はかわるが先週親の会に参加してきた。

その会は心療内科の先生がアドバイスをしてくれる。

その先生に言われたこと。

「全日制の高校に入学できても結局は通えずに通信制高校編入することになるでしょう。」

 

この先生は常に親に寄り添ってくれて、やわらかい口調で話し、決して否定したりしない。

そしていつも指針を与えてくれる。

その先生に断定的に言われたので正直少しショックだった。

僕は心のどこかで「お父さん、心配ありません。きっと通えますよ。」と言ってくれるのを期待していた。

 

 

客観的に見て今の長男君には全日制高校は無理なのかもしれない。

しかし長男君は全日制高校へ行きたいと言っている。

結果どうなろうが長男君を信じて任せる。

大切なのは長男君が納得して自分の人生を歩んでいくこと。

 

希望通りにいかない場合を想定して選択肢を調べておく。

親にできることはこれ。

 

先生はこうも言ってくれた。

「学校だけが学びの場ではない。日本の学校制度は選択肢が狭すぎる。多くの子供たちを見てきて思うことは、決して学校にこだわる必要はない。」

そして最後に「大丈夫です、心配ありません。」とも。

 

今日行けなくて苦しんでいるのは長男君。

先のことはひとまず置いといて、現在の彼に寄り添うようにしよう。