愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

長男くん、卒業おめでとう!

長男くんの中学校の卒業式が終わった。 

結果からいうと不参加。

 

長男くんも親も4月からの高校の方に意識がいっているので、中学の卒業式は何も考えていなかった。

最初から出席する予定はなく、そのまま過ぎ去るのかなと思っていたら、学校から参加を促す連絡が。

先生方にとっては卒業式は特別なイベントなので、しつこいくらいに連絡があった。

不登校直前にこちからSOSをだしたときは一回も連絡がなかったのにと、正直ちょっとイラついた。

 

卒業式に出席しなかったが、その日は夕方からある予定が入っていた。

家庭教師の先生の紹介で同じ高校に通う予定の男子(この子も不登校)を引き合わせてもらったのだ。

家庭教師と3人で一時間くらい雑談をして、その子と友達になれたようだ。

親同士も挨拶ができた。

だれも知り合いがいない高校なので心強い。

 

その送迎の車のなかで長男くんに卒業式について聞いてみた。

以下、長男くんの話。

不登校になった5月の時点で卒業と思っているので、卒業式に特別な気持ちはない。

卒業式に出たいととか、出れなくて残念とか、落ち込むとかそういうのはない。

ただ単にみんな卒業式にでてるんだな~と思うくらい。

学校の先生についても恨む気持ちはない。

自分が学校を休んだけ、ただそれだけ。

 

昨日は高校の入学説明会に参加してきた。

春休みの課題(中学の復習)をもらってきて、早速その晩やっていた。

家で勉強するのは不登校になって以来初めてかもしれない。

不登校の初期の全く元気がないときは、この子はもう一生勉強できないのではと思ったりしたこともあった。

 

中学の3年間。

全力で進んだ2年間と不登校で苦しんだ1年間。

ジェットコースターのような3年間だったね。

長男くん、卒業おめでとう!