去年の桜と今年の桜
もう散ってしまったが桜について思ったこと。
去年は桜を見るのがとても苦しかった。
咲き誇る桜と対照的な次男くん。
不登校になって、人に会うのが怖くなり引きこもりがちの生活。
出口が見えず将来を考えるととても不安になった。
そのとき僕は思った。
一年後はどうなっているのだろう。
来年の桜はどういう気持ちで僕は見ているのだろうか。
去年の桜が散ってから一か月後、長男くんも不登校に。
この時期が最も辛かった。
眠れない日々が続き睡眠薬も飲んだ。
そして今年の春。
次男くんは家ではとても元気になって、保健室登校までできるようになった。
長男くんも高校に合格して少しづつ動きは始めた。
しかしそれも束の間、今度はコロナで学校が休み。
今年の桜を見ながら何か不思議な気持ちになった。
一年前とある意味逆の展開。
もう僕の心には辛い気持ちはない。
さて、来年の僕は桜を見てどう思うのだろうか。