愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

対照的な兄弟

長男くんはゆっくりと休んでいる。

先日、こども心療内科を受診したとき、先生から長男くんへのアドバイス

「何事にも旬がある。今はそれを待ちましょう。」

「結局は元気で楽しく過ごすことが一番大事です。」

そのままを実践しているのかなと思う。

高校のことはひとまず置いといて、心の回復に努めている。

 

次男くんはスモールステップを継続中。

一学期は午前中だけの別室登校だけど、結果的に欠席なし。

給食も数回、食べることができた。

最初は車で送り迎えをしていたが、最後の3日間は自転車で登下校。

自分の足だけで家を出て、そして帰ってくる。

親としてはもうそれで十分。

終業式の日にはみんながいる教室にも入れたようだ。

二学期はどうなるかわからないが、次男くん自身の決めていくと思う。

 

次男くんの場合、一緒に別室登校する同級生がいることが幸いだった。

休みの日にはその子の家に友達数人が集まって遊んでいる。

次男くんは友達が好きだ。遊ぶのが好きだ。

だからみんながいる教室に戻ろうとしている。

 

一方、長男くんにはそういうところがない。

人に関心がないというか、よくわからないが次男くんとは対照的だ。

必然的に学校に戻りたいと思う気持ちは弱くなる。

 

対照的な兄弟だけど仲はとても良い。

喧嘩しているところは見たことがない。

 

兄弟で不登校になったけれど、目指す方向は二人とも違う。