愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

長男くんスクーリング

N高校2年の長男くん。

5日間のスークリングが無事に終了しました。

スークリング会場は遠方なので、ひとりで電車に乗ってホテルに宿泊して欠席なく帰ってきました。

 

N高校は年数回のスクーリングが必須なのですがコロナ禍でスクーリングもリモート変更されたため今回が初めて会場での参加でした。

もし去年の元気がない状態だったら、ひとりでは行けなかっただろうし、授業を受けるのも辛かったと思います。

今回は体力的にはきつかったようですが精神的には大丈夫だったようです。

 

長男くんはいわゆる「登校」はしていませんがマイペースで勉強をすすめていて、心のエネルギー的には8~9割くらいの状態で元気に過ごせています。

中3~高1の2年間、家でゆっくりと休めたことが大きいと思います。

 

一方、次男くんは別室登校ですが毎日登校しています。

しかし学校に行くだけで疲れてしまってエネルギーは溜まることなく常には5~6割の状態です。教室にも戻ろうとしていますが難しいようです。

それでも休まずに登校して勉強も少しづつやっています。

外から見ると次男くんの方が状態が良いように見えますが、実は逆なんですよね。

 

心療内科の先生は、心のエネルギーが少ない状態で何かやろうとしても成果はない、と断言してますし、わたしも長男くんの回復過程を見ていてそう思っていいます。

逆にエネルギーさえ溜まれば後は何とかなっていくと思います。

 

学校の先生やSCさんは学校に来れてるのだから、もう一歩前に行けるだろうと次男くんの背中を押してきます。今がんばらないと将来困るからと言って。

学校に行くだけで精一杯なんですよ。それが伝わらないもどかしさを感じています。