愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

子供を信じて待つ

子供を信じて待つこと。

長男については、一回だけ信じて待ったことがある。

それは覚えている。

長男はとあるスポーツチームの選手コースに選ばれた。

そこはとても練習がハードで、長男もそれを知っていた。

だから、長男は「やらない」と言った。

親として、もったいないと思った。

せっかく大きく成長できるチャンスなのに。

 

だけど、親のエゴは捨てて長男の意見を尊重した。

無理にやらせることはしなかった。

つまり子供を信じた。そして断りの連絡をした。

 

結果的には、紆余曲折あって長男はその選手コースに加入した。

そのチームのコーチが説得してくれて、最終的に長男が自分で決断した。

 

長男はそのチームで大きく成長し、自信をもつことができた。

親主導で加入させていたら、こうはならなかったと思う。

学校でも、信頼される立場になった。

親として誇りに思えるほど。

 

しかし最近は少し疲れ気味の様子。

不登校の次男のことも影響しているかもしれない。

 

私も「子供を信じること」の大切さを長男から学んだのに、いつしか忘れしまっていた。

今は、子供二人のことを信じて待つだけ。

二人とも「がんばる力」はある。