愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

学校へ行かないデメリットは?

子供にとって学校へ行かないデメリットて何?

もちろん学校には行った方がいいけれど、不登校だからといってマイナスが無限大になるということはない。 

色々とあるとは思うけど、主だったものはこのふたつと思われる。

  1. 勉強が遅れる
  2. 社会性が身につかない

 

1.についてはやり方次第だと思う。

お金はかかるが、塾や家庭教師がある。

またネットには授業動画が無料または安価でたくさんある。

授業レベルは平均的な学校の先生より高い。

 

ペーパーテストで良い点数をとるためだけなら、学校に行く必要はないとも言える。

もちろん、これは自主的に勉強をする子のことで、ほとんどの子は学校で詰め込まれた方がいいことには間違いない。

また不登校中は勉強に気が向かないことも多いと思う。

勉強についていけないから不登校になるケースもあると聞く。

その場合は、大人になってから必要に応じて勉強をすればよい。

人生80年の時代に小中高だけを勉強する期間とする方がおかしな話である。

 

 

2.については学校という社会に属さないので、そのリスクはある。

友達に揉まれて学び育つ部分は多いにあると思う。

ただし、家庭内でも社会性は身につくはずだ。

家族の絆を大切にし、思いやる心を養う、家の手伝いをするなどできることは多い。

不登校でも学校の友達と遊ぶこともあれば、フリースクールや習い事など家庭以外の社会に属することも可能だ。

 

繰り返しになるが、学校には行った方がいいが、デメリットは限定的だと思う。

しかし、仮にデメリットが10だとしても、不登校というキーワードが強すぎて、それが100、1000、10000、いや無限大のように思えて、人生終わりだと考えてしまう。

 

その思考が親子を苦しめてしまうとすれば、それが一番のデメリットではないだろうか。