本屋とカレー屋
家族構成
長男君(中3 不登校歴7カ月)
次男君(小6 不登校歴 13カ月)
母親と父親(僕)
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今週末も長男君の希望で本屋さんへ行ってきた。
少し遠めの大型書店。
いつも通り僕と妻と長男君の三人。次男君はお留守番。
長男君はラノベを数冊購入。
妻と僕は立ち読みだけ。
次男君に何かいい本がないかなと探したが特に見当たらず。
その後お昼ご飯をどうするかとなって、そこから歩いていける本格的なカレー屋さんへ。
インド人のショフがやっているやつ。
長男君とこういう店にはいるのは初めて。
外食といえばいつも安めのチェーン店しかいってなかったから(笑)。
ナンがめちゃくちゃ美味しくてカレーも最高。
味にうるさい長男君も満足な様子。
量もたくさんでお腹いっぱい。
家に帰ってから長男君に少し聞いてみた。
僕「人が多かったけど大丈夫だった?」
長男君「予想はしてたけど少し嫌だった」
僕「どうしてだろう?」
長男君「休みで友達と会う可能性があるから」
離れた場所の本屋だから知り合いに会うことはほぼない。
それでも気になるんだな。
高校へ通うことになったら誰にも会わないようにすることはできない。
そこをどう乗り越えてくかが課題。
長男くんもそれはわかっている。
家庭教師
家族構成
長男君(中3 不登校歴6カ月)
次男君(小6 不登校歴 12カ月)
母親と父親(僕)
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長男君が家庭教師の授業を受けた。90分間。
不登校専門の家庭教師の先生だけあって抵抗なく勉強ができたようだ。
この前は模試を受けることができたし勉強アレルギーは克服されつつあるかな。
だからといってすぐに全開でできるわけではなくあせらずに。
一進一退は必ずある。
長男君と話して、週一くらいのペースでこのまま継続する予定ではある。
勉強の遅れを取り戻すのことも重要だが、信頼できる第三者とつながれたことでホットしている。
勉強についてはこの先生にお願いすればよい。
肩の荷が少し降りた。
最近は昼夜逆転が治ってきている。(←これ何度書いたことか笑)
何度目の正直でこのまま続けばいいと思うが、そうならないことも予見している。
一進一退は必ずある。
親の期待とエゴは手放して信頼するのみ。
長男君模試を受ける
家族構成
長男君(中3 不登校歴6カ月)
次男君(小6 不登校歴 12カ月)
母親と父親(僕)
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高校進学を目指す長男君。
10月に面談した家庭教師の先生から模試を勧められていた。
長男君にどうするか考えてと言っておいたが雰囲気的に難しいかなと思っていた。
しかし一間前にその返事を聞いたら予想に反して「受けてみる」と。
一歩踏み出した。
やはり第三者に入ってもらうとスムースにいきやすい。
その模試をこの日曜日に受けた。
場所は自宅。問題用紙は郵送で送られてきた。
人が大勢いる試験会場に行くのは無理とのこと。
何とか5教科すべての試験を終える。
鉛筆を持ったのは何カ月ぶりだろう?
いままで机に向かうことが辛いと言っていた。
それが解消できただけで喜ばしい。
高校に合格できても毎日通学ができるかどうかが課題。
親戚、カウンセラーの先生、家庭教師の先生など少人数での会話は普通にできている。
学校の教室で大勢の同級生に囲まれたなかで過ごすことができるのか。
少しづつ外に出て人の多いところで体を慣らすようにしたらと提案してみた。
どこでもいいよ、図書館でもカラオケボックスでも漫画喫茶でも。
だったら本屋さんということで、次男君も誘って平日に行ってきた。
次男君は相変わらずの出渋ぶりなので最初は嫌がったがこれも復学するための練習だよと説得して連れて行った。
長男君には一万円の図書カードを渡して好きな本を好きなだけ買うようにさせている。
不登校になっての収穫は読書をするようになったこと。
読書キライの次男君は漫画を数冊購入。
他に次男君と算数パズルでおもしろいのないかなと探していたがピンときたのがなかった。
すると次男君が手にしたのは歴史人物ドリル。
6年生の社会では日本の歴史を学ぶが、1~2学期で弥生時代から昭和までやるの覚えることが多くて大変。
次男君の希望でこのドリルを購入。
とくに歴史に興味があるのではないが、勉強に遅れてはいけないという危機感があるようだ。
買っただけというのはよくあるパターンなので期待はしないよ。
10月の備忘録
10月の備忘録
長男君
- 家庭教師の先生と面談
- 高校を外から見学
- 読書は継続
- 生活は不規則
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次男君
- 人とは会わないようにして学校の敷地内に入る(週3)
- 自力で勉強(親は極力手伝わない)
- 友達が怖くて遊べなくなる
- 規則正しい生活と家の手伝いは継続している
それぞれの一歩
家族構成
長男君(中3 不登校歴6カ月)
次男君(小6 不登校歴 12カ月)
母親と父親(僕)
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法事で親戚の集まりがあった。
参加するしないは長男君・次男君ともに任せた。
長男君は不安な気持ちがあったと思うけれどそれを乗り越えて参加。
人見知りの次男君は予想通りの不参加で一人お留守番。
正直、僕自身も子供の不登校がばれるのは嫌だなと思いながら参加。
ほとんどの親戚が数年振りに会う人たち。
お酒を酌み交わしながら2時間くらいの歓談。
子供についての話題はほとんどでなくて不登校というカミングアウトもしなくて済んだ。
終わってしまえばあっという間の楽しいひと時。
ご飯もお酒も美味しかった。
長男君は年が近い従弟たちと笑って話している場面が見られた。
ひきこもり気味の長男君には良いリハビリになったかな。
自分の中でやらなければいけないと思うことはやれるようになってきた気がする。
そこは中学生だけのことはある。
逆に今しなくていいことは何にもしないけどね(笑)
次男君も怖い気持ちを乗り越えて一歩進んだ。
別の日の出来事だが、学校の教室に入ることができた。
誰もいない日曜日に担任の先生に頼んで学校の玄関を開けてもらった。
お休みの日に先生ありがとうございます。
8月からは学校の敷地内までなら入れるようになっていた。
それから校舎内の教室まで3カ月。
玄関には一歩だけ入ったことがあったが、それ以上は怖くて進めなかった。
無理は禁物ということでいつもそこで引き返してきた。
その日も怖がっていたが、僕が少し強く押した。
「勇気をもって怖さを乗り越えて教室まで行こう!」
この言葉が言える関係性を築くまで一年を費やした。
次男君はそれでも無理なら無理と正直に言ってくれるし、ぼくも素直にそれを受け入れられる。
誰もいない教室に誰にも見られず入っただけだが、怖さを乗り越えた大きな一歩。
みんながいる教室に入るのはあと何歩かかるだろうか。
そこまでたどり着けるかどうかもわからない。
しかし次の一歩を踏み出す勇気は既に次男君にある。
高校見学
家族構成
長男君(中3 不登校歴6カ月)
次男君(小6 不登校歴 12カ月)
母親と父親(僕)
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長男君と志望校を決めるための材料として高校を何校か見学してきた。
とはいってもオープンハイスクールの時期は終わっているので、校舎のまわりと部活や下校の様子をみただけ。
偏差値的にギリギリ合格できる可能性のある下から数えた私立4校。
長男君はどう感じたんだろうか?
感想はあえて聞かなかった。
外からみただけで、ここに決めた!ていうのはないとは思う。
親としてはここがいいかな、とういう高校はあるけどそれは言わない。
長男君が自分で決めること。
帰ってきてからはかなり疲れた様子。
どの高校も通学には一時間はかかる。
高校に合格できるかどうかより、毎日通学ができるかどうか。
そういえば家庭教師の先生から模試を勧められていた。
長男君の答えは否に近い保留。
そろそろ返事をしないと。
今は高校の近くに行けただけでよかったのかな。
半年後の4月、長男君はどこに所属しているのだろうか。
親のエゴや期待は手放して一緒に歩んでいこう。
自宅での学習法
家族構成
長男君(中3 不登校歴6カ月)
次男君(小6 不登校歴 12カ月)
母親と父親(僕)
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週に一回は外出をしよう、ということで次男君と図書館へ行ってきた。
滞在時間は30分くらいだったが徒歩でいったから運動にはなった。
久しぶりに歩いた次男君。
疲れた様子はなかったが、これから寒くなるので出渋りは続きそう。
それでも外に出たり運動したりしないといけないと思っている様子はある。
その気持ちさえあればいいのかなと今は思う。
家では元気で勉強も自分のペースでやっている。
今までは僕が家庭教師役をやっていたが徐々に離れようと思っている。
これからずっと教え続けるのは大変だから、自分の力でやって、という感じ。
今はホントに便利で無料の学習動画がネットにたくさんある。
次男君がその動画や教科書を見ながら、学校からのプリントやワークをこなす。
その後の採点などチェックは僕がする。
かなり粗っぽいやり方で科目によっては無理があるかもしれない。
抜けるところもたくさんあって、テストの点数は上がらないだろう。
しかしせっかく学校へ行ってないのだから、詰め込み型ではない試行錯誤するやり方でしばくらやってみようと思う。
このまま中学も不登校ということも考えられるから、自宅での学習方法は確立してやりたい。
次男君はあれこれ指図されるより、彼に任せてやらせる方が自覚をもってやる。
おそらく自分のペースでやりたいのだろう。
テストの点よりも自分で学習する力を身に付けさせる良いチャンスかもしれない。