愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

N高へ転学

僕の心が沈む日が続いている。

仕事のつまづきもあって、子どもたちの問題というより僕の問題である。

 

さて長男くんは11月からN高へ転学することになった。

在籍している全日制の高校に復学する意思は全くなくいつかは通信制高校へ転学するつもりだった。

しかしそれは来春の4月の予定だった。

エネルギー不足の状態で転学しても結局また何もできず、それが長男くんのプレッシャーとなることを危惧していたからだ。

家庭教師の先生のアドバイスもあり、しばらくはノープレッシャーで休もうと。

 

それでも7月にはN高のオンライン説明会に参加してみた。

長男くんはN高に興味を示し転学するならこことほぼ決めた。

日常的な通学は無理だから、ネット中心のN高は長男くんに合っている。

親の目から見ても自由で楽しそうで、それでいて可能性も感じられる高校だった。

しかしそのとき転学はしなかった。

通信制高校といえど在籍するだけでは卒業はできない。

レポートや年数回のスクーリングがある。

それさえ出来ないと長男くんが判断したのだろう

 

その後、話を重ねていくうちに学校の授業のようなものには興味がわかないがN校の課外授業(プログラミングや投資講座など)はやってみたいという意思がわかった。

それなら授業やレポートは置いておいてそれだけやるために入学してみたらと勧めてみた。

親の僕が少し背中を押した。

その判断が正しいかどうかわからない。

結果、授業どころかその課外授業さえ参加できないかもしれない。

それどころかパソコンを立ち上げることすらしないかもしれない。

 

そうなったら、やっぱり休むことを優先すればよかったと後悔するのだろう。

考えてもしょうがないのに不安症の僕はそんなことをつい思ってしまう。

 

不登校 #N高