愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

あの恐怖心はどこへいったのだろう?

家族構成

長男君(中3 不登校歴9カ月)

次男君(小6 不登校歴 15カ月)

母親と父親(僕)

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次男君の話。

最近は毎朝、学校の玄関まで行くことができるようになった。

そこに校長先生が待っていてくれて次男君と挨拶を交わす。

次男君は宿題のプリントを貰ってくる。

これで形式上は出席となる。

校長先生ありがとうございます。

 

担任の先生にも一回だけ会うことができた。

校長先生に会えるようになったので、担任の先生も大丈夫だろうと思って、事前にお願いしておいた。

会うというより少し距離をとって視界に入る程度でお願いしますと。

次男君には何も言っていない。

 

ある朝、いつもの校長先生へのあいさつのときに死角から担任の先生が現れた。

次男君に怖がる様子はない。

それを見て大丈夫と思ったのだろう、軽く挨拶してくれた。

次男君も挨拶を返したように見えた。

 

意外とあっさりと会えて、僕はよかったというより不思議な気がした。 

あのガチガチの恐怖心はどこへいったのだろう?

 

他には保健室で保健の先生に身体測定をしてもらうことができた。

中学校に身長・体重・視力を報告する必要があるのでと次男君には伝えてあった。

しかし次男君は怖がったので、僕がだれもいない保健室で測定する手はずだった。

放課後に保健室まで二人で行ったのだが、そこに保健の先生が間違って入ってきてしまった。

僕はビックリして「大丈夫、帰る?」と次男君に言ったが、結局は保健の先生に測定してもらって無事終了。

後で聞いたら、怖くなかったと。 

会ってしまえば意外と大丈夫のようだ。

 

そうなると親として次を急いでしまう。

今週から保健室登校をしてみる?と聞いてみたが答えは「無理」。

やはりまだまだ恐怖心はある。

一年以上も学校に行けていないのだから、そう簡単にはいかないよね(笑)