愛すべき不登校兄弟たち

親のエゴを手放し信頼する

長男君について嬉しかったこと

家族構成

長男君(中3 不登校歴9カ月)

次男君(小6 不登校歴 15カ月)

母親と父親(僕)

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昨日スクールカウンセラーさんに来て頂いた。

忙しいところを長男君のためにお願いして時間を割いてもらった。

短い時間だけど話ができてよかった。

長男君も心の整理ができたと思う。

 

このカウンセラーさんは長男君が不登校になってから毎月面談をお願いしている。

学校に行けない長男君のために自宅まで来てもらっている。

本当にありがたい方です。

 

元気のない様子は変わりなかったが、カウンセラーさんへのお茶だしを自分でやってくれた。

今までもお願いしたらやってくれていたが、昨日は言う前から自分でお茶を準備して出してくてた。

家庭内のことを責任もって自分でやる。

中3なので当たり前だと言われそうだが、我が家ではとても珍しこと(笑)

こういう基本的なことが大切なんだなと思う。

 

親が言うのもアレだけど、長男君は学校での評価は高かった。

先生からも友達からも信頼されていて、生徒会でも重要な役についていた。

親として誇らしかったが、何か違和感を感じていた。

家の長男君とは何かが違う。

 

親がやりなさいということは最低限やるが、それ以上自分で考えてやる姿が家ではあまり見られなかった。

親がいつも先回りしていたので、言われるがままにやる癖がついてしまったのかもしてない。

これは親として申し訳ないと思う。

 

土台がしっかりしていないのに上へ上へ積み上げた結果、支えきれなくなって倒れてしまった。

それが不登校の根本原因だと思う。

だから昨日のお茶出しは本当に嬉しかった。

今は長男君のことを信頼し任せている。

彼の人生を自らが歩んでいくことを見守り応援している。

 

そして夕飯のときも。

「家庭教師の先生のところに行こうかな」と自分で言ってきた。

果たして行けるかどうかはわからないが、自分の意思を自ら伝えてくれたことが嬉しかった。